メンバーストーリー

岡大暉
岡大暉のストーリー
案件をこなすだけでなく、仕事への向き合い方、プロフェッショナルとしてどうあるべきか、依頼者とのコミュニケーションの仕方まで話ができる環境
もっと社会的に価値のある事務所にしていきたい。

岡大暉

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    岡弁護士はなぜ弁護士になろうと思ったんですか。
    この話は長くなります。                        
    実は、法科大学院の2年生くらいまでは検察官志望でした。犯罪をしてしまう状況になった人を支えたい、更生の手助けをしたい、そういった側面から社会貢献をしたいと思ったからです。

    しかし、大学院で検察体験プログラムに参加し、気持ちが変わりました。

    そのプログラムで8名ほどの検察官の方からお話を聞く機会があったんですが、検察官の方が口を揃えて「犯罪者は更生なんてしない。」、「検察官はそこまでできない。」と言われました。そこから、検察官になる道と、自分のやりたいことや価値観の方向性とのずれを感じるようになりました。

    私には、「社会で苦しむ人を支える仕事をしたい」という価値観が根本にありました。

    自分自身も人間関係などで苦しんだ経験があり、その経験を活かしながら社会貢献をしたいと思っていたからです。検察官志望でなくなってからは、進路に非常に悩みました。
    方向性を見失ったため、司法試験に対するモチベーションも低下しました。正直そういう状況で、司法試験の勉強をするのはとても辛かったつらかったですね。まずは、司法試験に合格するのが先だと気持ちを切り替えて苦しみながら何とか合格しました。

    弁護士に目を向けたのは合格後です。就職活動をする中で弁護士もいいなと思い始めました。
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    就職活動をする中で弁護士もいいなと思ったのは具体的にはどうしてですか。
    いろんな弁護士の方がいろんな分野で生き生きと仕事をしているように見えました。

    就職活動をするまで、弁護士に接する機会がなく、弁護士の仕事への具体的なイメージを持っていなかったように思います。

    40以上のいろんな事務所の説明会に出て、多数の弁護士の方に接しました。
    皆さんが、プロフェッショナルとして社会の中で苦しんでいる人を助けているように見えました。その中で、自分もこんなふうにプロフェッショナルとして生き生きと仕事をしたい、苦しんでいる人の支えになりたいと思いました。
  • 弁護士志望になった後、どんな進路選択を考えていましたか。分野や事務所の規模などの希望はありましたか。
    顧客が個人相手の事務所がいいと思いました。直接その人の問題解決に関われると思ったからです。目の前の人に役立っている実感がやりがいに繋がると思いました。

    法テラスのスタッフ弁護士も考えましたが、自分で仕事を選べない印象を持ったので辞めました。自分の裁量がある程度ありつつ、人の顔が見える中規模くらいの個人相手の事務所がいいと思っていました。
  • とびら法律事務所をどうやって知りましたか。
    就職活動をしているときに、知り合った就職仲間から、紹介してもらいました。

    その就職仲間がとびら法律事務所の説明会に参加し、「岡くんに合ってるんじゃない?」と勧めてくれました。おそらく、代表が情熱的というかエネルギッシュで明るいというか、そういう代表の人柄が自分に合っていると思われたんだと思います。その後、説明会に参加しました。
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    実際説明会に参加してみて、どんな印象を持ちましたか。
    かなりしっかりした雰囲気の事務所だと思いました。

    事務所説明会の最初にアイスブレイク的なものがあったり、事務所の説明もぼやっとした点がなく明確に説明してくれる中で、これから伸びていきそうな印象を受けました。所属している弁護士の方の話からは自然と情熱を持って仕事をしていることが伝わってきました。

    説明会の内容も事務所の雰囲気がわかるような内容に工夫されていて、率直に事務所の中を開示していて、信用できる印象を持ちました。
  • 他の事務所の説明会とは違ったんでしょうか。
    いいところばかり強調する事務所は複数ありました。少し関わった華やかな案件の紹介に終始し、仕事の苦しい点の話がなかったり、労働時間や待遇などはっきり答えない事務所も多かったです。そういう説明会だと働くイメージが持ちづらかったです。

    とびら法律事務所は、かなり突っ込んだ具体的な点まで説明してくれました。仕事をしていく上でのつらさも含めてです。どんな質問にも率直に答えてくれました。
  • 入所前と入所後で描いていたイメージのギャップはありますか。
    率直に言えば、思っていたよりは労働時間が長いというところです。といっても想定の範囲内ではあるのですが。

    あとは、思っていたより働きやすいという点です。所長に対して質問や相談がしやすいです。ただ目の前の案件をこなすだけでなく、仕事への向き合い方や、プロフェッショナルとしてどうあるべきか、依頼者とのコミュニケーションの仕方等についてまで話ができる環境ですね。自分が考えていた以上に多くのことを学ばせてもらっていると思います。弁護士業務を覚えるだけでなく、一人前の社会人に向けた成長ができていると実感しています。
  • これまで担当した事件で心に残っているものはありますか?
    夫に子どもと会えない状況にされ親権や監護権を争った事件や、夫からひどいモラハラを受けご自分の権利を諦めそうになっていた方の事件です。苦しい状況の方とコミュニケーションをとり、事件を進めていく中で、少しずつその方が明るさを取り戻していく過程のサポートができたことがとても心に残っています。

    時々、共感が難しい方もいるにはいるのですが、そういう方であっても過去の背景や生活状況などからその方の考え方を推測し、その方なりの苦しみがあることがわかるようになってきました。

    様々な人生があることの勉強になり、こういった事件も心に残っています。
  • 離婚や相続は感情の対立が激しく精神的に疲弊するイメージがあります。実際はどうでしょうか。他の分野(交通事故、債務整理、刑事、企業法務)との違いは?
    精神的に疲れるときは確かにありますね。ただ、だからこそ感情的な対立の間に入ることで、人の役に立っているとも思っています。人の悩みに正面から向き合っていくという分野なので、人間力が都度試される、人格が磨かれるという意味で、非常にやりがいのある分野です。人の感情と向き合い、気持ちを受け止めることが生理的に難しい人には向いていないと思いますが、人の悩みを解決したい、人の役に立つ中で人として成長したいという方には向いている分野ではないでしょうか。

    また、刑事や労働も人の感情に向き合うという点では共通していますよね。
    交通事故や債務整理は人との関わりが離婚、刑事、労働などよりは少ないイメージです。人と向き合ったり、人の気持ちを受け止めたりするのが苦手な方はそういう分野の方向性を考えるのがいいかもしれません。
  • 代表弁護士や他のアソシエイト弁護士の最初の印象と入所後の実際の人柄はどうだったでしょうか。
    鶴岡先生は、明るくとても率直でエネルギッシュな人柄だと思いました。面接のときに、「無理して話を合わせなくていいんだよ。」と言ってくれたことはいまでも心に残っています。入所後は、リーダーシップがあって、アドバイスが的確であり、見習っていきたい目標になるような人柄だと考えています。

    村上先生は、説明会のときに事件や依頼者の話をしている様子から、情熱を持って仕事に向き合っているとてもエネルギッシュな人だなと感じました。入所後は、それに加えて、依頼者の方とのコミュニケーション能力に長けていると思います。また、自分の頭で考え抜くという姿勢が徹底されているなぁという印象を常に受けますね。深く考えずに問題の答えを探しがちな私は、村上先生の仕事の向き合い方を見習っていきたいと感じています。

    鈴木先生は、最初の印象は非常に優秀そうな人だなと思いました。入所後もその印象は変わりません。さらに加えて、気さくというか、話しやすいというか、明るい方だと思いました。一緒に食事に行かせていただいたりして、仕事の辛いことや悩みをよく相談させていただいています。また、とても前向きな方だと思います。

    浅野先生は、説明会のときお会いして、優秀そうだし、かっこいいなと思いました。
    落ち着いているというか、大人な印象でした。入所後の印象として、非常に精神的に安定していてすごいなと思います。どんなことがあっても穏やかで気持ちが安定しているので、見習いたいです。落ち着いて事件と向き合う秘訣など、よくアドバイスをいただいています。
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    これからやりたいなと思うこと 弁護士としてでも、弁護士としてじゃなくてもいいので教えてください。
    まずは離婚業務をもっと極めたいと思っています。

    かなり経験は積ませてもらいましたが、もっともっと伸びしろがあると思います。より高いレベルで依頼者の支えになりたいです。

    また、私は、好奇心が非常に強いので、企業法務や労働など、他の案件も積極的にやっていきたいです。

    それから、英語を学びたいとも思っています。広く社会と関われるようになりたいのと業務分野を広げたいからです。実は、来年夏くらいに2週間から1か月程度、フィリピンに短期留学に行く計画を勝手に立てています(笑)。

    あとは、最近、日経新聞を読むようになりました。ビジネスのことなどを全般的に学び、社会の出来事に対し自分の頭で考えられるようになりたいからです。MBAで学ぶような内容にも興味を持っています。最近、一橋大学でに社会人向けのMBAの講座があることを知り、そこで学ぶことも考えています。
  • 今後、岡弁護士はとびら法律事務所をどうしていきたいと思っていますか。
    入った当初は、規模を大きくしていくイメージでしたが、今は少し変わってきています。事務所のブランディングやセルフブランディングに力を入れたいと思っています。一人一人が生き生きと働けるような事務所を作っていきたいです。

    また、私は学んだことを体系化して伝えるのが好きなので、仕事で得たノウハウを蓄積し、これから入ってくる人たちに伝えることで、より高度な専門性を持つ弁護士を育成していきたいです。

    社会に対してもっと情報発信していきたいとも考えています。より多くの人の役に立ちたいからです。とびら法律事務所を、今後さらにもっと社会的に価値のある法律事務所にしていきたいです。
  • とびら法律事務所と他の法律事務所と違う点は何だと思いますか。
    1つは意見を尊重してもらえる環境がある点です。
    自分の意見を率直に言い合える環境があります。指示だけ受けてやっていくという環境ではないですね。

    あとは、他の弁護士が皆優秀なので、プロフェッショナルになれる環境だと思います。先輩弁護士の事件処理を見たり、アドバイスをいただくことで学ぶことが多いです。優秀な先生方と意見を交換する中で、自分も一流の弁護士になれる環境が整っていると思います。
  • 岡弁護士は、事務所の中でどんな役割を担いたいですか。
    私は教えることやノウハウをまとめることが好きなので、後輩が入ってきたら研修などを担当したいです。将来的にはリーダー的な役割も担いたいと思っています。好奇心が強いので、いろんなことに興味がありますね。
  • 何を重視して就職先を決めるのがいいと思いますか。
    一つは、人との相性です。特に事務所の代表や先輩弁護士との相性です。

    弁護士の仕事は分野に関わらず全般的に精神的に負担が大きいので、所員との相性まで悪いと、なかなか仕事は続けられないと思います。

    あとは説明会を通じて事務所の内情がどこまでわかるかという点も重要です。具体的に自分が仕事をしているイメージが湧くかを考えると良いと思います。
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    司法試験合格の段階では、何に向いているかわからないという人も多いと思います。そういう人はどう就職活動をしていったらいいでしょうか。
    そういう方だからこそ、説明会などに早期から多数出席して、いろんな話を聞くべきだと思います。話を聞く中で、興味の有無が少し見えてくると思います。

    また、完全に不向きな分野というのはあまりない気がします。少しでも「やってみたいな」と興味が湧けば、その分野にチャレンジする中で、自分のやりたいことがより見えてくるのではないでしょうか。

    説明会でどんどん質問していくことも大事です。

    やりがいや華やかな面は事務所側から説明してくれると思うので、逆に「どういうときに仕事を辛いと思いますか。」、「何時くらいに来て何時くらいに帰りますか。」でしたり、手持ちの案件数などを聞くのは有効だと思います。若手弁護士が出席している場合には、「新人時代にどんな研修を受けましたか。」、「先生から見て、所長(あるいはその場にいる先輩弁護士等)はどのような印象の方ですか。」といった質問も、具体的な事務所の内情を知る上でいいと思います。

    事務所側が事前に用意した内容ではなく、参加者発信の質問に対する事務所側の回答を聞く中で、事務所のカラーやその弁護士の人柄などが徐々にわかってくると思いますね。
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    最後に、就職活動をする方に向けて、メッセージをお願いします。 
    自分に合う事務所が見つからなかったり、面接で落ちると人格を否定されたような気持ちになって落ち込んだりと、苦労することも多いと思います。

    それでも、一生懸命に向き合えば、きっと良い就職先が見つかると思います。皆さんの就職活動を心から応援しています。

    皆さんが就職活動をする中で、とびら法律事務所と縁のある方がいらっしゃることも、楽しみにしていますね。


    (注)2022年に行われたインタビューです。
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